アゼルバイジャン軍が、ナゴルノカラバフ地域内の複数の村を解放
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アゼルバイジャン軍
アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領が、アルメニアとの係争地ナゴルノ・カラバフにおいて複数の村落を奪還したことを明らかにしました。
アゼルバイジャン国営通信・Azerbaijan State News Agency (AZERTAC) によりますと、アリエフ大統領は国民へのメッセージにおいて、「ナゴルノ・カラバフ内のザンギラン市および、ほか24の村落が、アルメニア軍の占領から解放された」と述べました。
ザンギラン市は、アゼルバイジャン南西部にあり、同国とイランの国境を流れるアラス川北岸に位置し、かつイランとアルメニアの国境地帯でもあります。
アリエフ大統領の表明に関して、アルメニア国防省は現在までのところコメントしていません。
また、別の報道によりますと、ナゴルノ・カラバフ共和国(別名アルツァフ共和国)大統領を自称するアライク・ ハルチュニャン氏は、シオニスト政権イスラエルによるアゼルバイジャンへの武器支援や軍事機材の売却を非難し、軍事機材の売却の中止を求めました。
アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実効支配地ナゴルノ・カラバフで、今年9月27日から両国軍の間で衝突が再燃しました。
アゼルバイジャンとアルメニアの間で10日正午から停戦合意が発効されましたが、その後も双方は停戦違反を理由に非難の応酬を続けています。
アゼルバイジャンは、アルメニアがナゴルノ・カラバフから撤退すべきだと強調しています。
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