レバノン・シーア派組織事務局長、「米大統領選は、民主主義面での不祥事」
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レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は、米大統領選挙を、同国の民主主義にとっての不祥事であるとしました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
11月 12, 2020 20:10 Asia/Tokyo
  • ナスロッラー事務局長
    ナスロッラー事務局長

レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は、米大統領選挙を、同国の民主主義にとっての不祥事であるとしました。

ナスロッラー事務局長は11日水曜夜、米大統領選の結果は、地域で全く変化をもたらすことはないとし、「アメリカの絶対的かつ不変の優先事項は、シオニスト政権イスラエルの防衛と同政権の軍事的優位性の維持である」と語りました。

また、アメリカのトランプ政権は、「同国歴代政権の中で、最も横暴でかつ残忍な犯罪政権である」とし、「トランプ政権の唯一のプラス点は、覇権や不正、殺害行為におけるアメリカの本質を世界の人々に露呈したことにある」と述べました。 

さらに、パレスチナ問題を初めとするトランプ大統領の政策は既に失敗に終わっているとし、「トランプ氏の排除により、パレスチナ問題への処遇に関する「世紀の取引」計画の提唱者の面々、すなわち、イスラエルのネタニヤフ首相、サウジアラビアのムハンマド皇太子、トランプ大統領というトライアングル(三角形)の一角がなくなる」と語りました。

ナスロッラー事務局長はまた、「トランプのな人物は残りの在任期間中にどんな行動に出てもおかしくない」とし、「抵抗の枢軸は、アメリカやイスラエルの軽率な行動に対抗する準備を整えるべきだ」と表明しました。

 

 

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