サウジが来年度の予算案を発表、380億ドルの財政赤字

サウジラビアが可決した来年度予算案が、380億ドルの財政赤字となっています。

サウジアラビア国営通信が16日水曜、報じたところによりますと、サウジアラビアのサルマン国王を議長として行われたビデオ閣僚会議で、同国の2021年度の予算案が可決されました。

この予算案で、歳出は9900億サウジ・リヤル、歳入はおよそ8490億リヤルと計上され、財政赤字は同国の国内総生産（ＧＤＰ）の4.9％に当たる1410億リヤルと推測されています。

サウジアラビアは2015年から対イエメン戦争を開始し、この戦争により石油収入に依存するサウジの経済は甚大な損害を受けています。

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