イエメン外務省が、サウジ主導アラブ連合の結婚式場砲撃に抗議
1月 03, 2021 18:30 Asia/Tokyo
イエメン救国政府外務省が、同国フダイダ県で結婚式場を砲撃するというサウジ主導アラブ連合の犯罪を非難しました。
イエメンのフダイダ県で1日金曜夜、結婚式が行われている会場をサウジ主導アラブ連合軍兵士らが砲撃し、女性や子供を含む多くの民間人が死傷しました。
イエメンのアルマシーラテレビによりますと、イエメン救国政府外務省は2日土曜、声明を発表し、このサウジ主導アラブ連合による犯罪は明白な国際法違反だとして、「文明社会の沈黙は、侵略者たちをさらに図に乗らせ、イエメン国内でのさらなる犯行に向かわせる原因になる」としました。
そして、サウジ主導アラブ連合による犯罪をイエメン侵略開始時から遡って調べてその行為を断罪するため、国際調査委員会を組織するよう求めました。
サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、および他の諸国の支援を得て、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、同国を完全に封鎖しています。サウジとその同盟国が起こす戦闘により、イエメンではこれまでに1万6000人以上が死亡、数万人が負傷し、さらに数百万人もの人々が住む家を失っています。
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