イエメン国民が、戦争の停止を主張する米国新政権に懐疑的な見方
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イエメン戦争
イエメン国民は、イエメン戦争停止の支持という米新政権の主張に懐疑的な見方を示しています。
バイデン米大統領は、米国外交政策の優先事項に関する演説の中で、「イエメン戦争に対するすべての軍事的支援を中止する」と述べると同時に、「米国は、サウジアラビアへの支援と同国の主権と完全性への防御への手助けは引き続き行う」と述べました。
イエメンのシーア派組織アンサーロッラーの最高政治評議会メンバーのモハンマド・アルバヒーティー氏は、 レバノンのアルマヤディーンテレビのインタビューの中で、「米国は、侵略者への支援をわずかばかり減らすだろうが、完全に中止することはないだろう」と語り、「我々は米国の実践的措置を待っている。声明などは当てにしていない」と強調しました。
イエメン救国政府の協議団長も務めるアンサーロッラーのアブドルサラーム報道官も、「イエメンの平和は、侵略の終結と包囲の解除にかかっている」と述べました。
イランのイールルー・駐イエメン大使は、イエメン戦争を停止させるためのバイデン大統領の表明に応え、「我々は彼らの話を楽観視していない」とツイートしました。
イールルー大使はツイッター上で、「米国の新政権が前政権とは異なる政策を持っていることは確かである。それは、イラクとシリアで起こったように、直接の政治的および軍事的存在をイエメンに見せ付けることである」と書きました。
2015年3月以降、サウジアラビア主導アラブ連合軍は、複数のアラブ諸国の連合の形で、米国の支援とゴーサインのもと、追放されたハーディ元イエメン大統領の復権を口実に、彼らの政治的目的と野心を実現するため、アラブ圏最貧国のイエメンに対して大規模な攻撃を開始しました。そしてこの攻撃の結果、これまでに数千人のイエメンが殺害されました。
米国は、一部のヨーロッパの同盟国とともに、輸送、諜報、および兵器を支援することで、イエメンでのアラブ連合軍による戦争の継続に重要な役割を果たしてきました。
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