イラン大統領、「イスラエルの存在は地域にとって危険」
(last modified Wed, 14 Apr 2021 07:32:12 GMT )
4月 14, 2021 16:32 Asia/Tokyo
  • イランのローハーニー大統領
    イランのローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領が、カタールのタミム首長との電話会談で、イエメン危機を初めとした地域的な危機の協議・対話による解決の必要性を強調するとともに、「地域にシオニスト政権イスラエルが存在することは危険要素だ」としました。

イルナー通信によりますと、ローハーニー大統領はタミム首長との電話会談で、地域の諸問題に関するカタール政府の立場を歓迎するとともに、「地域の安定や平和、安全保障にとって成果の上がる唯一の方法は、平和的な方法による問題の解決、責任の受容、そして集団的な利益への配慮である」と述べています。

また、「軍事主義では、地域の諸問題を解決できない」としました。

さらに、「米国が核合意に戻る唯一の方法は、制裁の全廃および、国連安保理決議2231に基づく全責務の履行である。これは実現されたあと、イランも核合意内の自らの全責務の履行に復帰するだろう」と語っています。

一方のタミム首長も、カタールとイランの関係の強化・深化を強調するとともに、オーストリア・ウィーンでの核合意合同委員会協議の開始を歓迎しました。

 

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