ベネズエラ危機に対する世界の反応:外交、マドゥロ大統領の釈放、民主主義の回復を強調
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世界の指導者らがマドゥロ大統領の釈放と民主主義の回復を要求
南米ベネズエラに対する米国の軍事攻撃と同国大統領の逮捕を受けて、世界の多くの指導者や政府がこの行動の結果について懸念を表明し、今回の危機の外交的解決、国際法の尊重、そして民主的プロセスへの回帰を求めました。
ベネズエラに対する米軍の侵攻とニコラス・マドゥロ大統領の米国への押送は、国際的な反発を引き起こしました。多くの国が、この行動を国際法の原則に反する暴力行為と見なし、地域の安定や国際体制への影響を警告しています。
【ParsToday国際】マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は、マドゥロ大統領夫妻の即時釈放を求めるとともに、彼らの拘束を「明白な国際法違反」だとしました。また、「ベネズエラの政治的将来は国民によってのみ決定されるべきであり、武力行使は国家間の関係を規定する法的枠組みを毀損しかねない」と強調しています。
この点に関し、インド外務省は最近の情勢を「深く憂慮すべき事態」だとして、全ての関係者に対し対話と平和的手段を通じた対立の解消を強く求めました。また、インド政府はベネズエラ国民の安全と福祉を確保する必要性も強調しています。
オーストラリアも自制を求めるとともに、外交および平和的・民主的な政権移行への支持を表明しました。特に同国の首相は、「西半球の安定は対話と国際法の尊重を通じてのみ実現される」と強調しています。
日本、韓国、フィリピン、タイもそれぞれ声明を発表し、緊張緩和を民主主義の回復、そしてベネズエラ国民の意思の尊重の必要性を強調すると同時に、自国民の安全確保に必要な措置を講じると発表しました。
全体として世界各国の反応は、国際社会の相当部分が、ベネズエラ危機の解決は軍事行動ではなく、外交、対話、そして民主主義体制への回帰にあると考えていることを示しています。

