イスラエル野党指導者が新組閣の担当者に
May 06, 2021 17:05 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルの野党指導者で、ネタニヤフ現首相に反対するラピド元財務相が、組閣の責務を担うことになりました。
ラピド氏は現在、イスラエル議会の総議席数120のうち、56議席の支持を獲得しています。
先月6日、リブリン・イスラエル大統領は、組閣担当に現職のネタニヤフ首相を任命していましたが、今月4日夕方、28日間の法定期限の満了時に、ネタニヤフ氏は組閣できなかったことを明らかにし、組閣をリブリン大統領に委任しています。
ネタニヤフ首相が3度にわたり組閣に失敗したことから、2年足らずの間に4回の選挙が実施された後も、イスラエル占領地内では政治的な行き詰まり状態が続いています。
なお、ラピド氏も組閣できなかった場合には、5回連続の選挙実施がイスラエルの政治の将来にとって最も可能性の高い選択肢となる、と見られています。
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