イスラエルの犯罪に対する安保理の弁解的で正当化できない反応と致命的な人々の死に繫がる沈黙
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パレスチナ・ガザ地区情勢および、同地区の住宅地・インフラ施設へのシオニスト政権イスラエルの戦闘機の攻撃激化に関する、国連安保理の緊急会議が成果なく終了したことは、最新のガザ情勢に関する由々しい、苦いニュースの氷山の一角に過ぎません。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
May 17, 2021 14:09 Asia/Tokyo
  • 安保理
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パレスチナ・ガザ地区情勢および、同地区の住宅地・インフラ施設へのシオニスト政権イスラエルの戦闘機の攻撃激化に関する、国連安保理の緊急会議が成果なく終了したことは、最新のガザ情勢に関する由々しい、苦いニュースの氷山の一角に過ぎません。

パレスチナ保健省は、「過去7日間でのイスラエルによるガザ攻撃で、同地区でのパレスチナ人殉教者数は200人を超えており、その中には子ども58人と女性34人が含まれている」と表明しています。

パレスチナ自治区現地活動責任者を務めるヘレン・オッテンス=パターソン氏は、ガザ地区における現在の最大の問題として、イスラエルの攻撃により医薬品の送付ができない状態にあることを指摘し、「我々は、イスラエル側の爆撃の中でガザ地区の保健医療システムがあとどの程度持ちこたえるかわからない」と語りました。

シオニスト政権は、通信社の建物や事務所の攻撃さえ辞さず、カタール国営衛星通信アルジャジーラを含む、通信社とテレビネットワークの事務所が入るビルを破壊しました。

イスラエルによるガザ攻撃の中での通信社ビルの破壊は実のところ、表現の自由への攻撃と、占領下のパレスチナでの犯罪に関する情報を統制しようとする試みの現れだといえます。

イスラエルは、パレスチナ・ヨルダン川西岸とガザ地区への新たな攻撃で、非常に殺傷能力の高いアメリカの破壊的な爆弾や禁止兵器を使用しています。ネタニヤフ・イスラエル首相が、ガザ攻撃の継続への米国の支援に対し特別な謝意を示したことは、これらの犯罪が続く理由理由について明確な形を与えています。

しかし、ここである疑問が浮上してきます。それは、これらの犯罪を阻止するために国連と安全保障理事会は何をしてきたのか、ということです。

ガザでのイスラエルの行動が「人道に対する罪と戦争犯罪」であることは間違いありません。

このような状況において、国連が示すべき対応は、国連人権理事会の下でパレスチナにおけるイスラエルの犯罪を調査する委員会の設立です。

米国の強制とイスラエルの占領に反対する国々のために決議を採択しようと、あらゆる口実の下で会合を開催している国連人権高等弁務官事務所を含む人権機関が今になって、引き起こされたこれらすべての犯罪の調査すらしようとしないのはなぜでしょうか。

タフテラヴァーンチー・イラン国連大使は16日日曜、パレスチナの最新情勢を検討する目的で開催された安保理会合において、「国連がなぜ長期間にわたりこうした犯罪や侵略、脅迫に沈黙しているのか」という質疑に答え、「答えはきわめて単純明快である。その理由は、アメリカが安保理常任理事国として、民主党政権時代であれ共和党政権時代であれ、安保理のあらゆる措置に対しイスラエルを組織的に擁護し、これまでに44の対イスラエル安保理決議に対し拒否権を行使したからである」と語りました。

実際、70年以上にわたる政治的な沈黙と消極的反応により、イスラエル犯罪政権は一切の法的訴追や処罰を免れてきました。

レバノンの政治評論家で作家でもあるガッサーン・ジャワード氏は、国連の消極的な態度を指摘し、「この国際組織は、イスラエルの横暴ぶりへの対抗および、殺害から住居の強制接収、人々の難民化、世界中からのシオニスト入植者の誘致にいたるまでの、パレスチナにおける同政権の犯罪阻止に、効果のある政治的役割を果たしておらず、本格的で徹底的な措置を講じていない。この国際組織のあらゆる立場表明や介入は人道的というよりも政治的な色を帯びており、これは甚だ遺憾である」と語っています。

イラン司法府人権本部も16日日曜、国連のこの無関心ぶりに反応し、国連事務総長宛に書簡を送付して、「シオニスト政権の侵略に正当性を与える二面性のある声明を出すことが、釈明責任が求められる時代にこれらの犯罪が繰り返される主な理由である」と強調しました。

そして、最後にいえることは、パレスチナの問題が正義の原則と国際法の徹底的な実践なしには解決されないということ、その一方でイスラエルの犯罪テロリスト政権の70年のこれまでの経歴から、シオニストが抵抗という行為で示される言葉しか理解してこなかったことがわかっている、ということなのです。

 

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