イスラエルのガザ侵略続行の理由の数々
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シオニスト政権イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、パレスチナ・ガザ地区での軍事作戦の続行を表明しています。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
May 21, 2021 02:21 Asia/Tokyo

シオニスト政権イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、パレスチナ・ガザ地区での軍事作戦の続行を表明しています。

イスラエルの一部のメディアは、「エジプトが現地時間の20日木曜午前6時からの停戦開始を提案してきており、双方はこの提案に関して合意に達した」と主張しています。

シオニストたるイスラエル占領軍は今月10日、パレスチナ・ヨルダン川西岸およびガザ地区に対する残虐な攻撃を開始しました。これまでに、これらの一連の攻撃で240人以上のパレスチナ人が殉教したほか、合計数千人の負傷者が出ています。

イスラエルのガザ攻撃続行に関しては、次のようないくつかの重要な点があげられます。

第1の理由は、イスラエルが陸海空全方面からガザ地区に対しこれ以上にない凄惨な攻撃を仕掛けているにもかかわらず、自らの思惑とする目的を達成できておらず、狙いとした標的を壊滅させられなかったということです。このため、‌小さくとも成果を達成することは失墜した威信を取り戻そうと、戦争終結に向けて少しなりとも成果を達成しようとしています。さらに、国内の政治危機にも直面しているネタニヤフ首相は、その意味で、自らの個人的な目的や現在の危機から脱出するために、この出来事を利用することができます。しかし、今回の一連の激しい攻撃にもかかわらず、パレスチナ側は依然としてさらに多くのミサイルを発射してきています。このことは、イスラエルが自らの目標のごく矮小な一部ですら達成できておらず、何とか自らの面目を失うことなくこの戦争を終結させようとしていることを示してています。

第2の理由は、対イスラエル関係正常化という計画に乗じてそれに踏み切ったアラブ諸国の間でのイスラエルの面目に起因します。これらの国々は、イスラエルを自らの擁護者・支援者になると見なしていました。このため彼らは、イスラエルが自国の内外や市民の間から生じる脅威に対し自分たちを支援してくれる、という誤った想像により、対イスラエル関係の正常化に踏み切りました。しかし現在では、当のイスラエル自身がパレスチナ抵抗集団の前に前代未聞の敗北を喫するという現実を突きつけられています。

この枠組みにおいて、シオニスト系新聞ハアレツは、対ガザ戦争がイスラエル史上最悪の敗北であると表現し、この戦争を可及的速やかに停止させるべきだと強調した上で、この戦争によりイスラエルの軍が戦える状況になかったことや万策尽きている現状を示した、と報じました。

これに関して、当初は戦争終結を求めていたアメリカ政府は、シオニストロビーの圧力に押され、シオニストの目的達成に向けたこの侵略行為を支持しました。また7億3500万ドル相当のより精密なミサイルをイスラエルに販売するという決定を発表しており、このことによりさらに、国連安保理でイスラエルの侵略に対する穏健な声明すら発表できなくなります。

イスラエルおよび、米国とその支持国が、ガザへの凄惨かつ残虐な攻撃を続行しようとしている第3の理由は、パレスチナ側の各抵抗集団の能力とその限度がどのくらいのものかを査定しようと企んでいることにあります。イスラエルは、攻撃を激化させることで、パレスチナ側の各抵抗勢力に自らの最終的な力を示させようとしています。イスラエルの考えでは、これらの抵抗勢力がもっと開発の進んだ最新鋭のミサイルを保有しているとされており、イスラエルは最終的に彼らを挑発してこうしたミサイルを使わせようとしているからです。

さらに、イスラエルが攻撃を継続し、大規模破壊を行って、都市設備、経済インフラを執拗に狙い攻撃する第4の理由として、ガザとパレスチナの世論、そしてもっと広く言えば、アラブ諸国の世論にパレスチナの抵抗勢力への反感を起こさせ、これらのグループにガザで起こった破壊の責任を転嫁させようという意図があげられるでしょう。

 

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