仏外相、イスラエルでの対パレスチナ人アパルトヘイトに関して警告
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ルドリアン仏外相
ルドリアン仏外相が、パレスチナ人に対するシオニスト政権イスラエルの長期的なアパルトヘイトに関して警告しました。
フランス通信が24日月曜、報じたところによりますと、ルドリアン外相は23日日曜、パレスチナの複数都市で始まったパレスチナとイスラエルとの最近の衝突に言及し、イスラエルによるアパルトヘイトの続行に警告しています。
ヨーロッパの政府高官の一人がパレスチナ人に対するシオニスト政権イスラエルのアパルトヘイトについて警告を発しているのは今回がはじめとのことです。
ルドリアン氏は続けて、パレスチナ人国家が樹立されなければ、イスラエル国内で「長期にわたるアパルトヘイト(人種隔離)」が行われる恐れが高いと警告しています。
また、ルドリアン外相は仏民放ラジオ・テレビ・ルクセンブルクと朝刊紙フィガロのインタビューで、パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃が激化する中、イスラエルの複数の都市で相次いで発生したユダヤ人とアラブ系イスラエル人の衝突について語りました。
さらに、「もしも今後、われわれが2国家共存以外の解決策を取れば、長期にわたるアパルトヘイトの材料がそろうだろう。それが今回初めて、はっきりと示された」と発言し、イスラエルがこれからも「1国家の論理に基づいて」行動するならば、「アパルトヘイトのリスクは高い」と述べました。
そして、イスラエルとパレスチナの現状が「このまま維持されたとしても、(アパルトヘイトは)起き得る」と警鐘を鳴らしています。
その上で、ガザ地区を実効支配するパレスチナイスラム抵抗運動ハマスとイスラエルとの12日間にわたる衝突は、停滞している中東和平プロセスを再開する必要性を示している、との見方を示しました。
国際法、特に国際刑事裁判所に関するローマ規程によれば、アパルトヘイトは人道に対する罪とされています。
過去数十年にわたる、特に1967年の占領地におけるパレスチナ人に対するイスラエルの犯罪は常に人種差別に基づいており、イスラエル政府は、ヨルダン川西部の大部分に分離壁を建設することによって、継続的にパレスチナ人を封じ込めようと努力してきました。
米ニューヨークに本部を置く国際人権NGOヒューマンライツ・ウォッチは今年初め、213ページにわたる報告書を発表して、シオニスト政権をアパルトヘイト政権だとし、国際刑事裁判所に同政権に対する裁判を求めています。
一方、イスラエル政府は、人種差別的な政策は一切行っていないと怒りもあらわに否定しています。
シオニスト政権イスラエルは今月10日、ヨルダン川西岸やガザ地区に住むパレスチナ人に対して攻撃を始めたものの、占領者たる同政権の軍がパレスチナ抵抗勢力との戦いを効果的に進められないために内閣が停戦を要請したことを受け、外国の一部の面々の仲介と抵抗勢力の同意により21日金曜、これらの攻撃を終了させました。
結果として、同地区では69人の子ども、39人の女性、17人の高齢者を含む、少なくとも248人のパレスチナ人が殉教したほか、1910人以上が負傷しました。
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