サウジ主導連合軍が、イエメンへの空爆を継続
6月 29, 2021 16:49 Asia/Tokyo
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イエメンへの空爆
サウジアラビア主導アラブ連合軍の戦闘機は、イエメン各地への空爆を日々継続しています。
イエメンのテレビ局「アルマシーラ」によりますと、同国西部マアリブ県で28日月曜、複数のサウジアラビア軍戦闘機が同県の都市シルワーフやラハバを29回にわたって空爆しました。
マアリブ県はここ数カ月、イエメン抵抗勢力の兵士たちによる進出がめざましく、サウジ主導アラブ連合軍による空爆の対象となっています。
また北部サアダ県バーギムでも、同連合軍による空爆が行われました。
サウジアラビアはイエメンでの停戦協定成立に合意するとうたっているにもかかわらず、いまだに同国への攻撃やあらゆる国境の封鎖を継続しています。
サウジアラビアは、アメリカやアラブ首長国連邦(UAE)および他のいくつかの国の支援を受けて、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、同国を全面的に封鎖しています。
この戦争で、これまでに1万6000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷したほか、数百万人が住む家を失っています。
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