サウジアラビア、地域のテロと部族主義の根源
サウジアラビアのムアリミ国連大使が、同国はテロ対策と地域や世界の治安確立の用意があると主張しました。
キャラミー解説員
ムアリミ国連大使は、11日水曜、「テロリズムの下図とイデオロギー」と題する国連安保理の会合で、シリアやイラクのテロリストに資金援助を行い、テロリズムを拡散している自国の役割には注目せずに、「イランは西アジアのテロの根源だ」と主張しました。
サウジの外交官の事実に反する主張の一方で、同国はワッハーブ派、サラフィー主義の支持者であり、テロの養成とその世界各地への拡散の根源です。ISIS、アルカイダ、タリバンといった様々なテログループの中には多くのサウジアラビア人がいます。あらゆるテロ行為において、サウジの関与は完全に明らかです。これに加えて、地域におけるサウジアラビアの計画された行動には、過激派やテロリストへの支援の傘があり、これに関してイスラエル、アメリカ、カタール、トルコと協力しています。
シリアやイラク、イエメンの一部におけるテロリストは、サウジアラビアの資金、政治、思想面での支援を受け、活動しています、サウジアラビアはテロの支援と平行して、地域で過激主義をあおっており、すべての暴力の根源は、ワッハーブ派やサラフィー主義の思想の中で探るべきでしょう。テロの元凶であるサウジアラビアは、イランをこの悪しき現象の支援で非難していますが、イランこそテロの犠牲国であり、テロ対策において大きな被害をこうむってきました。これにもかかわらず、イランは地域や世界の国々、とくに近隣諸国との建設的な協力という政策をとることで、テロとの真の戦いの道を先頭を切って進んでいます。
イランは治安や安定は地域諸国の協力によると考え、シリアやイラクの政府とテロ対策の枠内で建設的な協力を行っています。イランは、テロリズムをよいものと悪いものに分けることはできず、この悪しき現象に対してしっかりと対処しなければならないと考えています。イランのデフガーニー国連次席大使は、何よりもまず、イスラム世界やそれ以外の世界の若者たちの中に憎悪や暴力を育てる過激派やテロリズムのイデオロギーの源に対抗しなければならないとしています。
現在、暴力的な過激派が西アジアや世界の多くの国の治安にとって最も深刻な問題となっていますが、サウジアラビアは思想や実践面でそれに直接関わっています。ISIS、ヌスラ戦線、アルカイダ、タリバンは、サウジのワッハーブ派の思想から生まれたもので、これらのグループはどれも、サウジの学校で教えられた思想によって、自らの計画を進めています。
サウジアラビアの政策は、様々なテログループを支持すると共に、イラクなどの地域諸国の様々なグループを対立させようとする部族主義の元凶でもあります。サウジアラビアの現在の政策は、イスラム世界に圧制を加えるものです。様々なテログループへの支持やシオニスト政権イスラエルとの協力は、サウジが主張している「暴力思想への対抗」という政策に反しています。というのも、テロリズムとシオニスト政権はまさに暴力そのものだからです。