イラクで、ISIS残存勢力が政府軍部隊を攻撃
10月 28, 2021 18:32 Asia/Tokyo
イラクの首都バグダッド北部で、テロ組織ISISの残存勢力が27日水曜夜、政府軍部隊を攻撃しました。
イルナー通信によりますと、この攻撃を受け、イラク軍のヘリコプター数機が、テロリストらを撃退するために出動しました。
この衝突は依然として続いている、と言われています。
26日火曜夜にも、ISIS因子がイラク東部ディヤーラ州の複数の村を攻撃し、この中で15人以上が死亡、ほか18人が負傷しています。
ISISは2014年、アメリカとその西側同盟諸国、さらにサウジを初めとするアラブの同盟国からの軍事的・金銭的援助を受けてイラクを攻撃し、同国北部や西部の広い地域を占領したうえ、数多くの犯罪を行いました。これを受けてイラクはイランに対し、テロとの戦いにおいて自国政府への協力を要請しました。
イラク軍はイラン軍事顧問の協力を得て、2017年11月17日、国内に残る最後のISIS拠点を解放することに成功しました。
ISISのイラクでの敗北にもかかわらず、同国各地ではいまだこのテロ組織の少なくないメンバーが散在し、テロ行為を行っています。
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