EUがイスラエルに入植地建設の停止を要求
11月 09, 2021 17:58 Asia/Tokyo
EUの複数の関係者らが改めて、シオニスト政権イスラエルに対し、パレスチナ・ヨルダン川西岸地域での違法な入植地建設を止めるよう求めました。
ファールス通信によりますと、国連安保理のEU加盟国代表者らは9日火曜未明、イスラエルに対し、入植地新設案の中止を求めています。
また、「イスラエルがパレスチナの6つの組織をテロ組織に認定したことは、強い懸念材料だ」としています。
アメリカ・トランプ前政権時代には、イスラエルによる入植地建設が飛躍的に顕著に進捗しました。
シオニスト筋によれば、イスラエル政府は、2020年には1万2159戸のシオニスト入植者用住宅を新設していますが、この数字は2012年以来最多とされています。
国連安保理は2016年12月23日、パレスチナ領内でのシオニスト入植地建設の停止を盛り込んだ決議2334を採択しています。
この決議においては、1967年の入植地建設が違法であることを強調するとともに、イスラエル政府に対し、聖地ベイトルモガッダス・東エルサレムを含むヨルダン川西岸地域での入植地建設の停止が求められています。
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