PLO、「安保理がパレスチナ建国の障害に」
(last modified Sun, 14 Nov 2021 06:46:13 GMT )
11月 14, 2021 15:46 Asia/Tokyo
  • 入植地建設を続けるシオニスト政権イスラエル
    入植地建設を続けるシオニスト政権イスラエル

PLOパレスチナ解放機構が、「安保理決議が採択されないことは、障害なく入植地建設を続けるシオニスト政権イスラエルを後押しているに等しい」としました。

英ロンドンで発行されるアラビア語紙「Alquds Alarabi」によりますと、PLOは13日土曜、「シオニスト政権による入植地建設を通じた聖地べイトルモガッダス・エルサレムの封鎖継続は、同地に関しての合意に達する可能性を、どのような予想される解決策でも不可能にしている」としました。

シオニスト政権のゼエヴ・エルキン住宅建設大臣は、占領するパレスチナでの「東部安全ベルトの形成」という口実で、ヨルダン川西岸の谷にある複数の入植地での住居1500戸の建設計画案を同政権に提出すると発表しています。

PLOの発表によれば、イスラエルは最近、ヨルダン谷の北と南をつなぐ地域の入植地建設に利用しようと、ヨルダン川西岸エリコ県東部にあるパレスチナ人の土地7667ドゥナム(1ドゥナム=1000㎡)を没収しました。

国連安保理の決議2334号によれば、イスラエルによる入植地建設活動は違法とされています。それにもかかわらず同政権は、パレスチナ人の住居を破壊して入植地を建設し、覇権主義を続けているのです。

 

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