イスラエル刑務所内のパレスチナ人捕虜5人の容態が悪化
(last modified Mon, 15 Nov 2021 11:00:30 GMT )
11月 15, 2021 20:00 Asia/Tokyo
  • イスラエル刑務所内のパレスチナ人捕虜
    イスラエル刑務所内のパレスチナ人捕虜

パレスチナの保健大臣が、シオニスト政権イスラエルの刑務所に収監中のパレスチナ人捕虜5人が意図的な医療的怠慢により容態が悪化していることについて警告しました。

ロシアのアラビア語国際チャンネル、ロシア・アルヤウムによりますと、パレスチナのマイ・アルカイラ保健大臣は、国際社会や人権機関などに対し、イスラエルの刑務所に拘束されているこのパレスチナ人捕虜5人の命の救済に向けて、早急な措置をとるよう呼びかけました。

また、シオニスト政権はパレスチナ人の捕虜たちの健康に全く注意を払わず、意図的に彼らに対し医療的怠慢を行っている、と語りました。

さらに、「シオニスト政権の刑務所に収監されている捕虜のうち、550人が様々な危険な病気に罹っており、継続的なケアを必要としている。このような捕虜問題に対する沈黙は、彼らの死を必然とさせるに等しい行動である」と述べています。

今年9月6日、シオニスト政権のジャルブク刑務所からパレスチナ人捕虜6人が脱走し、その治安体制が批判を受けたことにより、同政権がパレスチナ人捕虜に取る対応は厳しいものとなりました。

一部の捕虜は、このシオニスト政権の行動への抗議として、しばらく前からハンガーストライキを開始しています。

 

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