イラク民兵組織の象徴的慰霊セレモニーに、バグダッド市民多数参加
12月 30, 2021 18:59 Asia/Tokyo
米軍の攻撃によるイラク民兵組織ハシャドアルシャビのメンバー殺害から2周年を迎えるにあたり同国の首都バグダッドで行われた象徴的慰霊セレモニーに、多数の人々が参加しました。
ファールス通信によりますと、バグダッド市内のタフリール広場では29日水曜、アメリカによるハシャドアルシャビのメンバー殉教2周年の行事に参加するために多くの人々が集まりました。
この行事では、イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官、ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官、イラク西部ガーエムでの殉教者などの、抵抗組織の殉教者の遺影が行進する自動車の上に掲げられました。
バグダッド市民はタフリール広場に集まり、アメリカと同国の行った犯罪に対してスローガンを唱えました。
アメリカ軍の戦闘機は2019年12月29日夜、非人道的作戦により、イラク西部アンバール州のシリアとの国境地帯の街・ガーエムにあったハシャドアルシャビと連携するイラク・ ヒズボッラー部隊の基地を、30発の爆弾およびロケットで攻撃しました。ハシャドアルシャビからは30人の死者が出たほか、60人以上が負傷しました。
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