EU聖地・シェイクジャラー地区でのシオニストの暴力行為の停止を要請
2月 14, 2022 18:14 Asia/Tokyo
EUが声明の中で、聖地・東ベイトルモガッダス・エルサレムのシェイク・ジャラー地区居住のパレスチナ人に対するシオニスト入植者の暴力の停止を要請しました。
シオニスト入植者らは、パレスチナ人に対する暴力行為を続ける中、シオニスト政権イスラエル軍の支援を得て再度、シェイク・ジャラーを襲撃しました。
イルナー通信によりますと、EUは13日日曜、声明を出し、シオニスト入植者の行動を、無責任的かつ挑発的なものだとし、同地区のパレスチナ人への入植者の暴力が停止される必要があると強調しました。
この声明では、こうした行動により、この重要な地区にある緊張の炎を煽ることになるだろう、とされています。
今月12日と13日に、入植者数十人がシオニスト政権イスラエル警察の後方支援を受ける中、シェイク・ジャラー地区のパレスチナ人住民を攻撃しました。
この数日、パレスチナ・ヨルダン川西岸ナブルスでイスラエル軍によりパレスチナ人3人がテロ暗殺された事件を受け、シェイク・ジャラー地区ではパレスチナ人とシオニスト政権軍の間の衝突が相次いでいます。
こうした中、パレスチナのマアー通信によりますと、シオニスト政権軍は13日夜、装甲車数十台によりパレスチナ・ガザ地区南部ジェニンにある小さな町を攻撃しました。この攻撃は、パレスチナ人青年らとの衝突に発展し、これにより17歳のパレスチナ人1人が殉教、ほか10人が負傷しました。