カタール、「ロシアの対欧州ガス輸出の早急な代替はほぼ不可能」
2月 23, 2022 20:20 Asia/Tokyo
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ガス
カタールのアルカアビー・エネルギー相が、「ロシアとウクライナで起こる可能性のある戦闘を理由にロシアの対欧州ガス輸出が停止した場合、他の国はいずれも同国の液化天然ガスの穴を埋める力はない」と強調しました。
アメリカはカタールに対し、ロシア・ウクライナ間の緊張が激化した場合には、欧州へガスを輸出するよう要請しました。
しかしアルカアビー・エネルギー相は、カタール首都ドーハで開催されたGECFガス輸出国フォーラムにおいて、「ロシアは欧州ガス需要の約30~40%を賄っており、同国とウクライナとの間で戦闘が勃発したためにロシアの対欧州ガス輸出が停止する場合、いずれの国もロシアの液化天然ガスの穴を埋める力はない」と述べました。
続けて、「液化天然ガスの大部分は長期契約が結ばれており、供給先がきわめてはっきりしているため、それだけの量の早急な代替はほぼ不可能だ」としました。
カタールは、液化天然ガスの世界最大生産国のひとつに数えられます。
ロシアのプーチン大統領は21日月曜夜、国民向けの演説の中で、ウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両地域の人民共和国としての独立を正式に承認したと発表しました。
また、同地域への平和維持部隊の派遣も指示しました。
アメリカとその西側同盟国は、ロシアに対する新たな制裁措置を発表する予定であり、それらの制裁は同国の欧州向けガス輸出に影響を与えると見られています。
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