ユニセフ、「イエメン人の子ども数百人が飢餓の危機に直面」
ユニセフ国連児童基金が、イエメンで同国際機関が緊急措置を講じない場合における、このアラブ圏最貧国の子ども数百万人の飢餓の危機に関して警告しました。
イルナー通信によりますと、ユニセフのツイートには、「イエメン人の子どもは食糧不足ではなく、家族が食品購買力がないことから、過度の飢餓の危険にさらされている」とされています。
続けて、「イエメン国内の現状は、もはや一刻の猶予も許されないもので、緊急措置を講じなかった場合には、国内で飢餓が数百万人もの命を脅かすことになる。イエメン国内の人道上の危機に対する、経済危機や破綻の影響を決して見逃すことはできない」となっています。
国連は数ヶ月前から、飢餓の危険の増大に関して警告するとともに、イエメンでの人道支援のための資金源の大幅な不足に懸念を示し、この状況により同国内の市民数百人に向けた人道支援の量が激減していると発表していました。
こうした中、イエメン高等政治評議会のマフディ・アルマシャート議長は今月10日、「国連は、侵略国に対しわが国への封鎖の完全な解除を義務付ける責務を負っている」と述べています。
WHO世界保健機関やユニセフを含む国連傘下の機関は、これまでに何度も、イエメンへの侵略攻撃が続いている影響で同国民が過去100年になかったほどの人道上の危機の発生や飢餓に瀕している、として警告しています。
サウジアラビアは米国、UAEアラブ首長国連邦、その他のいくつかの国の支援を受けて2015年3月以来、イエメンへの軍事侵攻と陸、海、空からの全面封鎖を開始しました。
この攻撃により、これまでに数十万人を超えるイエメン人が死傷、また数百万人が難民となっています。

