国連が、イスラエルによるアクサーモスクでの暴力について調査要請
(last modified Sat, 23 Apr 2022 07:59:08 GMT )
4月 23, 2022 16:59 Asia/Tokyo

OCHA国連人道問題調整事務所の報道官が、シオニスト政権イスラエル軍がアクサーモスクでパレスチナ人礼拝者らに対して行う暴力的攻撃の早急かつ透明性のある調査を求めました。

シオニスト政権軍とシオニスト入植者らは、イスラム教徒が断食を行うラマザーン月が始まって以降の3週間、パレスチナ人への犯罪やアクサーモスクへの襲撃により、イスラム教徒やパレスチナ人数百人を殉教または負傷させ、あるいは身柄を拘束しています。

ファールス通信によりますと、国連人道問題調整事務所のラヴィナ・シャムダサニ報道官は、スイス・ジュネーブでの会合において、今月15日から17日まで聖地ベイトルモガッダス・エルサレム東部のアクサーモスク境内においてシオニスト政権軍がパレスチナ人に働いた暴力により、子ども27人を含む180人が負傷したことを明らかにしました。

同報道官はまた、シオニスト政権軍がこの期間中に60人の子どもを含む約470人のパレスチナ人を拘束したことも強調しました。

そして、「アクサーモスクの礼拝者を負傷させたイスラエル軍の暴力については、早急に中立的で透明性のある独立調査が行われなくてはならない。この暴力の責任者は、責任を問われる必要がある」と続けました。

 英ロンドンに本社を置くアラビア語紙『アルクドゥス・アルアラビー』は23日土曜、アクサモスク境内で発生したシオニスト政権軍とパレスチナ人の衝突で、パレスチナ人57人が負傷した、と伝えています。

 


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