イランや世界のイスラム教徒が、パレスチナ支持のデモ行進を準備
(last modified Wed, 27 Apr 2022 05:43:40 GMT )
4月 27, 2022 14:43 Asia/Tokyo

イランや諸国のイスラム教徒が、パレスチナを支持する「世界ゴッズの日」にデモ行進を行う準備を進めています。

今月29日は、イスラム教徒が断食を行うラマザーン月の最終金曜日にあたり、「世界ゴッズの日」となっています。

これは、イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師のイニシアチブにより制定されたもので、この日には全世界のイスラム教徒やパレスチナ支持者らが、パレスチナを占領しているシオニスト政権イスラエルのアパルトヘイト政策への嫌悪を表明することになっています。

パレスチナの抑圧された人々への支持を目的とする「世界ゴッズの日」のデモ行進は、世界の多くの国で毎年開催されています。

世界コッズの日が近づくのにあわせて、イラン国会付属機関であるパレスチナ・インティファーダ支援国際会議の常設事務局は声明を発表し、すべてのイラン人や、各国の国会議員、および世界中の非政府組織や自由を求める人々に対し、このデモ行進への参加を呼びかけました。

同事務局は、「パレスチナの若者たちは、1948年に占領された領土およびヨルダン川西岸で作戦を行うことにより、一部のアラブ諸国支配者の裏切りにもかかわらず、パレスチナがまだ存続していることを証明した」としました。

アフガニスタンのタリバン政府も、被占領地でシオニスト政権が行う犯罪を非難し、イスラム教徒の間での世界ゴッズの日とパレスチナ問題が重要性を持つことを強調しました。

またイラクでも、首都バグダッドを中心とした各都市で例年同様、世界ゴッズの日には人々や各イスラム抵抗組織、当局者、政治指導者が多数参加して行進が行われると見られています。

 


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