イスラエルによるパレスチナ指導者らの暗殺示唆に、ハマスが警告
May 08, 2022 14:58 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルがパレスチナの指導者らを暗殺すると脅迫したことを受けて、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスは、「イスラエルが自らの脅迫を実行するなら、(その占領地の経済・文化的中心地)テルアビブとその近郊が抵抗勢力のミサイルの標的となるだろう」と警告しました。
イスラエルの一部の議員や元関係者、およびその御用達ジャーナリストらは6日金曜、ハマス指導者の暗殺を公然と求めました。
彼らは、テルアビブ東部で先日行われた2つの抵抗作戦について、パレスチナ・ガザ地区のハマス事務局長に責任があるとしています。5日木曜夜に行われたこれらの作戦では、3人の入植者が死亡したほか、複数の負傷者が出ています。
レバノンのアルマヤーディンテレビによりますと、ハマスは仲介役のエジプト政府に対し、シオニスト政権の指導者らへ自身の警告メッセージを伝えるよう求めました。
同局によれば、ハマスはシオニスト政権に対し、アクサーモスクへの攻撃を止めて、状況を2000年以前に戻すよう強調したということです。
ハマスはまた、自分たちの指導者を暗殺するというシオニストの脅迫を恐れてはいないとして、「シオニスト政権は”そのような愚かさ”の招く結果をよく知っている。抵抗組織指導者たちの暗殺を始めれば、シオニストらが住む各都市への爆弾設置も始まるだろう」とエジプト当局者に伝えました。
そして、「シオニスト政権がその脅迫を実行に移した場合には、テルアビブとその近郊は抵抗勢力のミサイルの標的となるだろう」としました。
タグ