米が、サウジによるイエメン空爆を支持
6月 05, 2022 20:20 Asia/Tokyo
米ワシントン・ポスト紙は、サウジアラビアによるイエメン空爆は戦争犯罪であり、その多くはアメリカの後ろ盾により行われていると報じました。
サウジアラビアはアメリカやUAE・アラブ首長国連邦、その他複数の国の支援を得て、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻および陸海空の封鎖を行っています。
アメリカとその同盟国は、イエメン戦争においてサウジアラビアに対し武器支援を行っており、サウジによる多くの戦争犯罪には目をつぶり、これまでに数億ドル規模の武器や弾薬を売却しています。
IRIB通信によりますと、米ワシントン・ポスト紙は、2015年以降米軍の戦闘機19機がイエメンでの作戦に参加していると報じました。
同紙によると、イエメン戦争当初からの150点以上の映像や画像、サウジアラビア主導アラブ連合軍に参加している国の国防・内務省の声明などを精査した結果、アメリカはイエメンでの空爆作戦の少なくとも8割に参加していることがわかったということです。
また、この作戦の訓練が少なくとも4回、米国本土で実施されたとしています。
ワシントン・ポスト紙は、イエメン戦争開戦からこれまでにおよそ94件の契約により、アメリカからサウジ・UAE側に武器が提供されたと報じています。