各国際人権団体が、国連によるサウジの処罰を求める
6月 22, 2022 20:14 Asia/Tokyo
アムネスティやヒューマン・ライツ・ウォッチなどの各国際人権団体が、人権侵害を理由としたサウジアラビアの処罰を求めました。
サウジ関連の情報サイト「サウジ・リークス」によりますと、複数の国際人権団体が国連加盟国に対して、サウジに国際規約を守らせるため、現在開かれている国連人権理事会で一致した措置を支持するよう求めました。
アムネスティやヒューマン・ライツ・ウォッチなど複数の人権団体が署名したこの共同声明では、サウジ当局が今年3月12日、81人を処刑し、ここ数十年で最大規模の大量処刑となったとしています。
また、活動家やその家族の理不尽な逮捕や移動の禁止、刑務所内での医療体制の欠如、移民労働者の醜悪な条件下での拘束、サウード家支配への反対派への不公平な裁判とその後の長期間の投獄についても言及されています。
これらの人権団体は、国際的な圧力が継続的にサウジ政府にもたらされなければ、同国の人権や自由における進展は見られないだろうとしています。
そして、国連人権理事会によるサウジの人権状況への監視が必要であるとして、同国への監視と詳細の公表が継続されるよう理事国の協力を求めました。
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