米ニューヨーク市長、「米証券取引所は崩壊に向かう」
7月 30, 2022 21:13 Asia/Tokyo
エリック・アダムス米ニューヨーク市長が、「アメリカ経済は不況に突入しており、証券取引所は崩壊しつつある」と語りました。
ファールス通信によりますと、アダムズ市長は「我々は、決して想像したことのない一大不況に突入している。ウォール街は崩壊に向かっており、我々は景気後退に追い込まれている」と述べています。
また、「アメリカは今、経済的に厳しい状況に遭遇している」としました。
アダムズ市長のこの表明は、アメリカ経済が正しい道を進んでいるとするバイデン米大統領の発言とは正反対のものです。
バイデン氏は今月28日、「我々は世界で史上に残る問題に遭遇しているが、アメリカ経済は正しいルート上にある」と発言していました。
バイデン氏のこうした発言の一方で、米国商務省は同日、2022年4月から6月の間に2回連続でアメリカ経済が0.9%縮小したと発表しました。
米国商務省の発表によると、同国のGDP国内総生産は今年の第1四半期に1.6%減少し、この傾向の継続は米国の景気後退の明確な指標となる可能性があります。
これに先立ち、IMF国際通貨基金は、世界中のインフレ率の上昇と経済の停滞について警告しています。
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