国連、「欧州のウクライナ難民は６６０万人以上」

UNHCR国連難民高等弁務官事務所が、ウクライナ危機勃発以降、同国から欧州へ流れ込んだ難民は、今月１７日の時点で計６６５万７９１８人に上った、との集計をまとめました。

ＵＮＨＣＲの集計には、難民の一時保護措置が適用された人数や、難民申請者の数が含まれています。

ただし、ＵＮＨＣＲの報道担当者によれば、欧州の中にもデータが更新されていない国や、一時保護の制度に参加していない国があるため、実際より少ない数字が出ているとみられる、ということです。

米ＣＮＮが、難民問題に取り組む非政府組織、IRC・国際救援委員会の発表として報じたところによりますと、ウクライナでは数百万人がそれまで暮らしていた家を追われ、人道支援を必要としており、第２次世界大戦後で最大規模の「人々が移動を強制される危機」が生じたとしています。

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