米・メキシコ国境で不法移民8人が溺死
9月 03, 2022 17:39 Asia/Tokyo
米税関当局は、メキシコからの不法移民8人が国境で溺死したことを発表しました。
ロイター通信によりますと、米国税関は2日金曜、不法移民8人が米・メキシコ国境のリオ・グランデ川を渡ろうとした際に溺死し、他に37人が救出されたと発表しました。
米国境警備隊は、この37人を含む53人の不法移民を拘束しました。一方でメキシコ当局も39人の不法移民を拘束しました。
不法移民の死亡・行方不明は、アメリカのバイデン政権にとって課題のひとつとなっています。
IOM・国際移住機関の統計によりますと、2014年から現在までに、6430人の不法移民がアメリカを目指す途中で死亡した、あるいは行方不明になっているということです。
メキシコのブローカーは、不法移民をアメリカ国内に運び込むのに、たいていの場合トラックを使用しています。