欧州で、経済問題を理由とした抗議行動が増大

ヨーロッパ諸国の一部の市民らが経済危機やエネルギー費の上昇、物価高騰に抗議し、デモを実施しました。

ロシアのアラビア語チャンネル・ロシアアルヨウムによりますと、ドイツでは首都ベルリンを初めとする一部の都市で、市民らが政府の政策やエネルギーの値上がりやウクライナへの武器送付に抗議し、デモを実施しています。

また、オーストリア・ウィーンでも物価高騰に抗議するデモが行われ、参加者らが西側による対ロシア制裁の解除を求めました。

オランダでも、政府の政策や公共料金の値上げに抗議するデモが行われています。

一方で、イギリスの各都市では今月1日、鉄道の職員らによる過去数十年間で最大規模のゼネストが行われました。

英国内では複数の労働組合が、賃金と労働条件の改善を目的にこれらのストライキを呼びかけていました。

ウクライナでの特殊軍事作戦を理由とした西側の対ロシア制裁は、ヨーロッパ諸国でエネルギー危機を引き起こしました。

その結果、西側諸国の多くの産業は、高いエネルギー費を支払えないことから経営破たんの危険に直面しています。

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