露・ウクライナ両首脳がG20サミットに対面参加か
10月 08, 2022 14:16 Asia/Tokyo
プーチン・ロシア大統領とゼレンスキー・ウクライナ大統領が、インドネシアで開催予定のG20(主要20ヵ国)サミットに対面参加する模様です。
ロシア・スプートニク通信が8日土曜、報じたところによりますと、フシン・バギス駐UAEアラブ首長国連邦インドネシア大使は現地メディア、ナショナルに対し、ロシアとウクライナの両国首脳がG20サミットを訪問することに同意したと表明しました。
バギス駐UAE大使は、「ふたりは(訪問することに)同意した」とコメントしています。
この発言を受けロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は「ロシア側は参加するものの、フォーマットは依然として確定していない」とコメントしました。
一方、ウクライナ大統領府のセルゲイ・ニキフォロフ報道官は、「最終的な決定はまだ下されていない」と表明しています。
ちなみに、ロシアのボロビエワ駐インドネシア大使は先月の時点で、11月のサミットへのプーチン氏の出席は、ロシアによるウクライナ特殊軍事作戦の状況や新型コロナウイルス感染状況、治安問題に左右されると説明していました。
開催国インドネシアのジョコ大統領は先に、プーチン氏と中国の習近平国家主席がサミットに出席すると述べています。
またプーチン大統領自身は、バリ島で開催されるサミットに招待されているものの、自ら参加するかについては、状況を見ながら判断するとコメントしていました。
G20サミットは、インドネシアのバリ島で来たる11月15日から16日にかけて開催されます。