ベネズエラで地滑りにより25人死亡、50人以上行方不明
10月 10, 2022 16:50 Asia/Tokyo
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ベネズエラで地滑りにより25人死亡
南米ベネズエラで地滑りが発生し、当局によると少なくとも25人が死亡、50人以上が行方不明になっています。
米CNNによりますと、ベネズエラ首都カラカスの南西数十キロに位置する、中北部アラグア州サントスミチェレナ市で9日日曜、大雨による地滑りが発生しました。
この地滑りにより、被災地一帯では家屋や店舗が押し流され、広い範囲で停電も起きているほか、飲料水用のポンプも流されるなど大きな被害が出ています。
同国のロドリゲス副大統領の話では、同地では何日も降り続いた大雨のため、ラステヘリアス川が5カ所で氾濫していたということです。
マドゥロ大統領は9日、ツイッターで「最大限の配備」で非常事態に対応するよう内務省や治安機関に指示したことを明らかにしました。
また、被災者に寄り添い、国家として9日から3日間、喪に服すと宣言しています。
防災当局の発表では、現場には国家リスク管理当局や警察などから1000人以上が出動し、捜索救助活動を続けています。
ベネズエラは最近、激しい雨に見舞われ、洪水や地滑りなどの被害が各地で相次いでいます。
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