ナイジェリアが、西側に略奪された自国の文化遺産の返還を要請
(last modified Thu, 13 Oct 2022 11:10:34 GMT )
10月 13, 2022 20:10 Asia/Tokyo
  • 文化遺産
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ナイジェリアの政府と国民が、同国から略奪された文化的工芸品の返還を西側諸国に要求しました。

ナイジェリアの文化情報大臣は、西側諸国の各博物館に対し、本来ナイジェリアのものであるブロンズ像を同国に返還するよう求めています。

ロシアのニュース専門局ロシア・トゥデイによりますと、ナイジェリアのムハンマド文化大臣は「これらの像は、単なる美術品ではなく、我が国の歴史やアイデンティティを物語っており、これらの遺品はわが国に返還されるべきである。これを実現するための努力は日に日に強まっており、彼らが他の美術館が行っていることを見れば、これらの遺物を我が国に返還せざるを得なくなるだろう」と語りました。

問題の像は125年前、イギリス軍が現在のナイジェリア南部にかつて存在したベニン王国の政権を打倒した時期に、ナイジェリアから国外に持ち出されました。これまでにアフリカから略奪された90点以上の遺物が、同大陸から遥かに遠い場所に保管されている、と推測されています。

 


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