ウクライナから、700万トン以上の農作物が輸出
10月 17, 2022 20:37 Asia/Tokyo
ウクライナのインフラ大臣が、「わが国は過去3ヶ月間に、770万トン以上の農産物を輸出した」と語りました。
トルコ、国連、ロシア、ウクライナは去る7月22日)、世界的な食糧危機への支援に向け、ウクライナの3つの穀物輸出港 オデッサ、チョルノモルスク、ユジニ を再開する120日間期限の合意に達しました。
これらの港湾は、ロシア・ウクライナ間の戦争のため数ヶ月間にわたり閉鎖されていました。
イルナー通信によりますと、ウクライナのクブラコフ・インフラ大臣は声明において、「穀物イニシアチブの実施以来、770万トン以上の農産物が輸出された。このことは食料価格の安定と、世界的な飢餓の脅威への対抗につながった」と述べています。
これに先立ち、ドゥジャリク国連事務総長報道官は、国連がウクライナの穀物輸出契約を120日間の満了後にさらに1年延長しようとしていると発表していました。
ロシアとウクライナは、小麦、トウモロコシ、食用油などの戦略的食料品の供給において世界的に重要な役割を果たしているため、2022年2月下旬にこの両国の間で戦争が開始された後、ウクライナ経由の食料品の輸出は激減しました。そしてこの問題は、世界の食糧危機という重要な問題を引き起こしています。