ロシア南西部にSu-34戦闘機が墜落、13人死亡、19人負傷
10月 18, 2022 16:59 Asia/Tokyo
ウクライナ国境にほど近いロシア南西部で、ロシア軍のスホイ34(Su-34)戦闘爆撃機が住宅地に墜落し、13人が死亡、19人が負傷しました。
IRIBパールストゥデイ国際日本語通信によりますと、ロシア国防省は、「2022年10月17日、南西部クラスノダール地方のエイスクで、航空機Su-34が南部軍管区の軍用飛行場から練習・訓練飛行を行うために高度を上げていた際、エイスク市の区域内に墜落した」と発表しました。
ロシア非常事態省クラスノダール地方総局によりますと、Su-34はエイスク市のマンションの中庭に墜落し、マンションの1階から9階が燃えているということです。
同省はまた、エイスクでの捜索・救助作業において68人が救助され、360人以上が避難したことを明らかにしました。
また、ロシア保健省の発表によりますと、この事故により子ども3人を含めた13人が死亡、19人が負傷しました。
なお、事故機に登場していたパイロットは緊急脱出したということです。
プーチン・ロシア大統領は、被災者への必要な支援をすべて行うよう指示しました。
一方、フランス通信が18日火曜、ロシア非常事態省の話として報じたところによりますと、救助隊は捜索活動を打ち切ったということです。