米国務省、「核実験行えば北朝鮮は結果被る」
10月 26, 2022 17:48 Asia/Tokyo
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米国務省のネッド・プライス報道官
米国務省のネッド・プライス報道官が、「北朝鮮が新たな核実験を行う場合、同国は結果を被ることとなる」と述べました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、プライス報道官はブリーフィングの中で、「北朝鮮が7回目の核実験を行った場合、結果を被る」と牽制しまた上で、「外交こそが朝鮮半島の完全な非核化という最終目標を達成する上において最良の手段であり続けることを信じる」と表明しました。
また、米国は北朝鮮に対し、敵対心を抱いていないと指摘しました。
韓国のヨンハプ通信はこれより前に、北朝鮮が7回目の核実験を10月16日から11月8日の間にかけて実施する可能性が高いと報じていました。
国連安全保障理事会は、北朝鮮が2006年に最初の核実験を行って以来、同国に対して数度にわたり制裁を課しています。
しかし北朝鮮は、これらの制裁にもかかわらず、地域における米軍駐留という脅威に対処するため、自国の軍事力強化を強調してきました。
北朝鮮はこの件に関して、「米国が、北朝鮮の現体制を打倒するという敵対的政策をやめない限り、我が国はミサイルおよび核計画から手を引くことはない」と表明しています。
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