前米財務長官、「米は景気後退に入っている」

ムニューシン前米財務長官が、アメリカが景気後退に入ったことを認め、この状況は続くだろう、と強調しました。

ムニューシン氏は26日水曜、２日間の日程でサウジアラビア・リヤドにて開催された国際投資会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ・FII」で演説し、「アメリカの10年物のインフレ率は少なくとも4.5%増加する可能性が高く、国内のインフレ抑制には2年間が必要である」としました。

また、アメリカと中国に対し、共存のための方法に倣うよう促し、「アジアでの経済問題は地域内で検討されるべきだ」と述べました。

こうした中、アメリカの研究所Conference Boardは25日火曜、報告の中で、「景気後退の一つの指標とされる消費者の期待水準は、依然として80以下であり、これは経済不況発生の危険性が高くなっていることを示すものだ」としています。

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