元フランス国防相、「米はイラクについて嘘を語った」
12月 14, 2022 20:47 Asia/Tokyo
かつてフランス国防相を努めたミシェル・アリヨ=マリー氏が、「米国はイラクに侵攻する前に、自身のヨーロッパ内の同盟諸国を欺くために嘘をついた」と述べました。
IRIB通信によりますと、アリヨ=マリー氏は、「ラムズフェルド元米国国防長官は、チェコ・プラハやポーランド・ワルシャワでヨーロッパ諸国国防相と行われた会合で、イラクの民間施設の人工衛星画像を、ミサイル発射基地だとして見せた」と述べています。
アメリカは、イラクの旧サッダーム政権が大量破壊兵器、中でも核兵器を保有しているという偽りの口実により、2003年3月に同国に侵攻し、転覆させました。また、同国から2011年に撤退したものの、それはテロ組織ISISを台頭させ、再び米軍が駐留する道を開きました。
2011年に米軍が正式にイラクから撤退した際には、この戦争で同軍によるものだけで約7500億ドルの損害がもたらされたほか、4400人以上が殺害され、米軍兵だけで3万2000人以上が負傷したことが発表されています。
この戦争の直接的および間接的な死傷者についてはさまざまな人数が示されています。その中で最も信頼できるものは、イギリスの団体「Opinion Research Business」であり、それによれば、開戦から4年後の2007年まで120万人のイラク人が殺害されており、そのうち約40%が女性と子どもで占められていました。
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