FIFAが各国に要請、「スタジアムにペレ氏の名前を」

FIFA国際サッカー連盟のジャンニ・インファンティーノ会長が、ブラジルサッカー界のレジェンド、故ペレ氏の名前をスタジアムにつけるよう、各国に要請すると述べました。

フランス通信が3日火曜、報じたところによりますと、インファンティーノ会長は2日月曜、82歳で亡くなったペレ氏に最後の敬意を払うため、ブラジル・サントス市にある通夜の会場で、ペレ氏が活躍したカンピオナート・ブラジレイロ（ブラジル全国選手権）1部サントスFCの本拠地、ビラ・べウミロを訪れました。

同スタジアムでインファンティーノ会長は記者団に対し、「世界のすべての国に対し、サッカースタジアムの一つにペレの名前をつけるよう要請するつもりだ」と述べています。

また、CONMEBOL南米サッカー連盟やCBFブラジルサッカー連盟の会長と共に24時間行われている通夜に参列し、「われわれは大きな悲しみと共にここにいる。ペレは永遠である。サッカー界の世界的なアイコンだ」と述べた。

なお、ペレ氏の通夜は2日、同氏の古巣クラブの本拠地で営まれ、「王様」ペレ氏の遺体が納められたひつぎがピッチ中央に安置されました。

ペレ氏の通夜には、カンピオナート・ブラジレイロ（ブラジル全国選手権）1部サントスFCのビラ・べウミロには、数千人のファンやサッカー関係者ら弔問者が訪れ、この偉大なサッカーのレジェンドとの別れを惜しみました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。