米シカゴの学区で、1年間の性被害訴えが数百件に
1月 09, 2023 19:00 Asia/Tokyo
アメリカの内部調査において、同国イリノイ州シカゴ公立学区(Chicago Public Schools)で1学年度で性的被害の訴えが600件以上提出されていたことが分かりました。
アメリカでは、性的暴力に関するニュースが定期的にトップニュースとして国内メディアを賑わせています。今回は、 シカゴ公立学区において数百人の児童・生徒が性的被害にあっていたことが大々的に報じられました。
ロシアのニュースチャンネル・ロシアトゥデイによりますと、シカゴ公立学区を担当する地域監察長官は内部報告において、「2021年から2022年の教育年度において同学区では、教師および学校職員が児童・生徒に行った性的暴力に関する訴えが、600件以上提出されている」としました。
報告はさらに、この件数が前年比で38%増加しているとしました。
注目すべき点として、米NPO「Rape, Abuse & Incest National Network」の報告によれば、アメリカでは98秒ごとに1人の割合で性的暴力の犠牲者が出ていることが挙げられます。