米通商代表団が台湾を訪問
1月 16, 2023 18:19 Asia/Tokyo
米フォックスニュースが、「中国の抗議にもかかわらず、アメリカの通商代表団が台湾を公式訪問した」と報じました。
ファールス通信によりますと、フォックスニュースは、米国の貿易代表団が4日間にわたり、両国間の貿易協定に協議するために台湾を訪問しており、一方の中国政府はこの訪問に憤慨していると報じています。
この報道によりますと、米国と台湾の交渉担当者は14日土曜から台湾の中心都市・台北で協議しており、17日火曜まで続く予定です。これらの交渉は、腐敗対策基準、中小企業による貿易、および両国間の通商の円滑化やそれに対する監視方法に焦点を当てています。
台湾とアメリカの間の貿易協定は、中国政府からの強い反応を招いています。駐米中国大使館のある報道官は、米国の台湾との交渉を誤った行動だとし、「中国は、各国と台湾との独立した、または公式的な経済通商協定の締結を目指す交渉に常に反対している」と語りました。
中国は、台湾を自らの不可分の領土の一部と見なしています。
米国は「一つの中国」政策の遵守を宣言してはいますが、実際には、地域での緊張扇動という自らの政策に沿って、台湾を中国への圧力行使手段として利用しています。