イランOPEC代表;「原油は年後半に100ドル回復」、中国需要回復で
(last modified Wed, 08 Feb 2023 11:29:59 GMT )
2月 08, 2023 20:29 Asia/Tokyo

イランのOPEC石油輸出国機構代表、アフシーン・ジャバン氏が、国際石油価格が今年後半に1バレル=100ドル付近に回復する可能性があるとの見方を示しました。

ロイター通信によりますと、インドで開催中のエネルギー会合に出席しているジャバン氏は8日水曜、さらにその理由として供給が抑制される中、中国の需要が回復するためだとしています。

また記者団に対し、OPECとロシアなどで構成するOPECプラスの昨年12月の減産維持決定に言及し、「OPECは正しい方向に進んでいると思う。(減産維持は)需要をあまり楽観視していなかったためだ」と説明しました。

OPECのハイサム・アルガイス事務局長も今月6日、昨年10月の減産合意は正しい決定だったとし、「OPECプラスが世界市場安定を支える上で建設的役割を果たしていると評価されるべきだ」と述べていました。

またIEA国際エネルギー機関のビロル事務局長は今月5日、中国の需要回復を受けて、産油国は生産方針を再考する必要があるかもしれない、との見解を示しています。

 


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