南スーダンで米ドルの使用が停止

南スーダン政府が、国内での米ドルの使用を停止しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

IRIB通信によりますと、南スーダン政府は、米ドルの使用を停止して自国通貨の南スーダンポンドに基づいてすべての業務を行うよう命じました。

この措置は、南スーダンのサルヴァ・キール大統領がメンバーを選出した委員会により、同国の経済危機に対処するために行われました。

指摘すべきは、南スーダンではインフレにより自国通貨の価値が不安定なために、大半の商取引が米ドルで行われている点です。

しかし今回、南スーダン銀行は米ドルの使用を禁止し、すべての商業契約について自国通貨で書面を作成し署名するよう命令が出されました。

アフリカでは昨年11月にも、ガーナ政府が米ドルに代わりに金塊によって石油製品を購入する政策が始められています。

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