米軍パイロットにがん発症増加
(last modified Mon, 20 Mar 2023 11:25:06 GMT )
3月 20, 2023 20:25 Asia/Tokyo
  • 米軍パイロット
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米国防総省は、米軍パイロットの間のがん発症率が憂慮すべき水準にまで達していると表明しました。

イルナー通信によりますと、米国防総省は20日月曜、1992年から2017年にかけてのおよそ90万人の兵士の情報を調査したと発表しました。この調査の結果、燃料補給、整備、飛行責任者の間でがん発症が増加したということです。

それによると、空軍の関係者は他の米軍関係者に比べて、皮膚がんが87%、甲状腺がんが39%、男性の膀胱がんが16%、女性の乳がんが16%、そして、空軍全体で他の兵士よりもがんの発症率が24%高いということです。

また、陸軍でも脳・神経系のがんが19%、甲状腺がんが15%、腎臓・泌尿器系のがんが9%、女性の乳がんが7%、陸軍全体では3%高い発症率でした。

これについて国防総省は、実際のがん発症件数はこれよりも多い可能性があると認めています。

 


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