中露首脳が核合意復活の必要性を強調

中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は、首脳会談後の共同声明で、イラン核合意の速やかな復活を求めました。

訪露した習国家主席は２１日火曜、プーチン大統領と４時間半にわたり会談しました。

両首脳は会談後、両国の全面的な関係強化をうたった共同声明に署名しました。

この声明ではまた、イラン核合意のすべての当事国に対し、核合意復活交渉が前向きな結論に至るよう政治的決断をくだすよう求めました。

また、イランとサウジアラビアが対話により外交関係の回復に合意したことを歓迎しました。

核合意復活交渉は、数カ月にわたって集中的な外交交渉が行われていましたが、アメリカによる決断の遅れ、過剰な要求により中断しました。

中露両首脳はまた、核保有国は自国領土の外に核兵器を配備するべきではなく、国外にある核はすべて回収すべきだとしました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。