3月 23, 2023 18:28 Asia/Tokyo
  • 米国防総省は、米軍に入隊を希望する若者の数が減り続けているとの報告を発表。
    米国防総省は、米軍に入隊を希望する若者の数が減り続けているとの報告を発表。

米国防総省は、米軍に入隊を希望する若者の数が減り続けているとの報告を発表しました。

イルナー通信によりますと、国防総省幹部のガベ・カマリロ氏によれば、米軍入隊に興味を持っている若者の割合はわずか9%だということです。

カマリロ氏は、この数字はここ10年でも最低水準で、若者世代は米軍での任務についてほとんど何も知らないと語っています。

ニューズウィーク誌によれば、米国民の軍隊に対する信用は低く、これに影響を及ぼしたのがアフガニスタンからの米軍の撤退と軍隊内のセクシャルハラスメント、人種差別だということです。

米国防総省は対策として、一部でこれまで禁止されていた腕と首へのタトゥーを許可したり、飲酒の規制を緩和したりしていますが、効果のほどは不透明です。

こうした中、トランプ前政権の末期に国防長官代行を務めたクリストファー・ミラー氏は最近出した回想録で、米軍のことを「金食い虫」と表現し、米国の国防予算を半減し、米軍の規模を縮小すべきだとしています。

米軍をめぐっては、空軍従事者の間でがんの発症率が高いという報告も国防総省から出されています。

 


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