ロシア外務次官;機密文書流出はロシアを「陥れる」狙いも
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ロシアのセルゲイ・リャプコフ外務次官
ロシア外務次官が、「アメリカ政府はロシアを陥れる狙いで、機密文書を意図的に流出させた可能性がある」との見解を示しました。
フランス通信によりますと、ロシアのセルゲイ・リャプコフ外務次官は12日水曜、ロシアの通信社に対し、インターネット上に流出した米政府の機密文書について、ロシアを「陥れる」ために米国が意図的に流出させた可能性もあるとの見方を示しました。
また、「米国は(ウクライナ)紛争の当事者であり、われわれに対して本質的にハイブリッド戦争を仕掛けている。敵であるロシア連邦を陥れるためにこうした方法が使われている可能性がある」と述べています。
フランス通信が精査したある文書では、ロシアの特殊軍事作戦に対して防衛し続けるウクライナの能力を米国が懸念している実態が強調されていました。
また、ロシア・スプートニク通信によりますと、あるメディアの報道として報じたところでは、米国防総省の諜報データの流出に関与した人物は現時点で特定できていないということです。
一方、一部メディアは、国防総省職員の子供が流出に関与したと指摘しています。
その子供はDiscordというメッセンジャーで友人らに自慢話をしていたとされ、データの流出は当初、このメッセンジャーから始まり、後に陰謀論関連のサイトやツイッター、テレグラムなどのメジャーなSNSに拡散していった形となっています。
ウクライナ紛争に関する機密文書が米国防総省から流出したと初めて報じられたのは、今月7日のことです。
流出したファイルには、米国とNATOがウクライナ軍を強化する計画に関する情報が含まれており、FBI米連邦捜査局は同日、流出元を特定するための調査を開始していました。


