スーダンで政府軍と反政府軍の衝突続く 56人死亡
(last modified Sun, 16 Apr 2023 07:23:11 GMT )
4月 16, 2023 16:23 Asia/Tokyo

政府軍と反政府軍の衝突が続くスーダンでは、15日から16日未明にかけても新たに衝突が起き、民間人少なくとも56人が死亡、600人近くが負傷しました。

スーダンでは政府軍と反政府組織の「即応支援部隊(RSF)」の衝突が続いています。

AFP通信によりますと、RSFは大統領府や空港など重要施設を制圧したと主張していますが、政府軍はこれを否定しています。

こうした中、空軍はRSFの基地を継続的に攻撃しており、15日夜も住民に屋内にとどまるよう呼び掛けました。

スーダン医師連合は16日、少なくとも民間人56人が死亡したほか、軍にも多数の死者が出ていると明らかにしました。このほか治安部隊も含め600人近くが負傷したとしています。

スーダン情勢についてイラン外務省のキャンアーニー報道官は、「イランは、ムスリム・同胞国であるスーダンで起きている出来事を憂慮している」とし、「危機を乗り越える唯一の方法は、スーダン人どうしの対話であり、国民主導の合意形成である」と述べました。

 


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