4月 16, 2023 17:14 Asia/Tokyo

イギリス首都ロンドンで、パレスチナ人への支持・連帯をアピールする「世界ゴッツの日」の行進・集会が実施されています。

英ロンドンでの「世界ゴッツの日」の行進

 

イランイスラム共和国の創始者ホメイニー師は1979年、イスラム教徒の断食月であるラマザーン月最後の金曜日を、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム(別名ゴッツ)を占領するシオニスト政権イスラエルの抑圧下にあるパレスチナ国民との連帯を世界規模でアピールする「世界ゴッツの日」に制定しました。

それ以来現在まで、この日には世界の複数都市でパレスチナ人支持をアピールする集会や大行進が実施されており、参加者はパレスチナや聖地にあるアクサーモスクに対するイスラエルの犯罪への嫌悪を表明します。

国際通信イランプレスによりますと、ロンドンでの今年のこの行事は16日日曜に実施されます。

 

英ロンドンでの「世界ゴッツの日」の行進

 

ロンドンではこの日までの数日間、在英イスラエル大使館前で多数の集会や抗議デモが開催され、パレスチナ支持者らがパレスチナ人への支持を訴えるスローガンを連呼し、イスラエルの犯罪を非難しました。

ロンドンでの反シオニストデモに常に参加しているあるユダヤ教律法学者は、ロンドンでイランプレス記者に対し、「我々はパレスチナ人の権利を支持するとともに、これをユダヤ教徒の義務とみなしている」と語りました。

また、「シオニズムは1つの政治的思想だ」とし、「人々の一般的なイメージとは逆に、シオニストはユダヤ教徒ではない」と述べています。

 

英ロンドンでの「世界ゴッツの日」の行進

 

そして、パレスチナ人を妻に持つあるイギリス市民は、「占領地イスラエルでは、きわめて過激で極右的な集団が牛耳っており、彼らの目的はパレスチナ人の殲滅でしかない。イスラエルに対し抵抗しなければ、この政権はパレスチナ住民を全滅させるだろう」としました。

さらに、パレスチナ国民を支持するあるイギリス人女性も、ロンドンでの反シオニスト・デモにおいてイランプレス記者に対し、「イギリスをはじめとする西側諸国の政権は、イスラエルの犯罪に沈黙を決め込んでおり、これらの政権の道義的責任を倍増させている」と語りました。

 


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