英紙;「米国防省の機密書類漏洩は国家の権威と安全保障への打撃」
(last modified Tue, 18 Apr 2023 09:16:36 GMT )
4月 18, 2023 18:16 Asia/Tokyo
  • ペンタゴン
    ペンタゴン

イギリスの新聞フィナンシャルタイムズが、「アメリカ国防総省の機密書類が漏洩したことは恥ずべきもので正当化できない」とし、「このことはアメリカの威信と国家安全保障に対する新たな打撃だ」としました。

最近、対ロシア攻撃を目的とした米国とNATO北大西洋条約機構によるウクライナ軍の装備化計画に関する機密文書とその詳細、およびジョー・バイデン米現政権の他の機密文書がSNSのツイッターとテレグラムで公開されました。このことは非常に大きな反響を呼ぶとともに、各方面における多数の出来事を暴露した形となっています。

バイデン大統領は今月13日、これらの機密文書の公表に重要なメッセージはない、と主張していました。しかし、フィナンシャルタイムズ紙は「米国防総省の機密文書漏洩は、アメリカとその同盟国の関係に打撃を与えるとともに、彼らのライバルへの追い風となるだろう」と報じています。

FBI米連邦捜査局は、これらの文書を漏洩した容疑で同国マサチューセッツ州の空軍州兵ジャック・テシェイラ容疑者(21)を逮捕しました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem